ようこそ
ゲスト
さま
目次
1. はじめに
1.1 できること
1.2 トップ画面
2. 使ってみよう!
2.1 ユーザになる
2.2 ユーザIDまたはパスワードを忘れた
2.3 ログインする
2.4 プロフィールを変更する
2.5 グループを選択する
2.6 メンバーの現在場所を確認する
2.7 ログアウトする
3. 見てみよう!
3.1 防災情報を見る
3.2 防災情報を探す
3.3 防災情報を評価する
3.4 防災情報を作成(登録)する
3.5 防災情報を編集または削除する
4. 参加しよう!
4.1 コミュニティを登録する
4.2 コミュニティを編集または削除する
4.3 運営メンバーを登録する
4.4 運営メンバーを編集または削除する
4.5 グループを登録する
4.6 グループを編集または削除する
4.7 メンバーを登録する
4.8 メンバーを編集または削除する
5. やってみよう!
5.1 素材
5.1.1 素材を登録する
5.1.2 素材を検索する
5.1.3 素材を確認する
5.1.4 素材を編集(変更)または削除する
5.2 スライド
5.2.1 スライドを作成する
5.2.2 スライドを編集または削除する
5.3 コンテンツ
5.3.1 コンテンツを登録する
5.3.2 コンテンツを検索する
5.3.3 コンテンツを確認する
5.3.4 コンテンツを編集(変更)または削除する
5.4 避難シナリオ
5.4.1 避難シナリオを作成する
5.4.2 避難シナリオを編集または削除する
5.4.3 シーンを作成する
5.4.4 シーンを編集または削除する
5.4.5 カットを作成する
5.4.6 カットを編集または削除する
5.4.7 カットを組み立てる
5.4.8 シーンを組み立てる
5.4.9 組み立てたシーンをマップ上で確認する
5.5 避難訓練
5.5.1 タブレットで実施する
5.5.2 避難訓練を振り返る(開発中)
6. 話し合おう!(開発中)
5. やってみよう!
5.1 素材
素材とは,
スライド
を作成するための部品となる画像,音声(ファイル)のことです.
コミュニティ
に所属していれば,条件にあった素材を探したり,一覧表示された素材の内容を確認したり,登録した素材を編集(ファイルや属性を変更)することもできます.
5.1.1 素材を登録する
画像素材
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“がぞう”アイコンをクリックします.[
図5.1.1
]
登録された画像素材(自分が閲覧・利用できる画像素材)が一覧表示されます.[
図5.1.2
]
新しく画像素材を登録するときは,“新規登録”ボタンをクリックします.
登録画面が表示されるので,項目を入力していきます.[
図5.1.3
]
画像素材の属性(入力項目)について
* は必須項目です.
画像名*
: 画像素材の内容を表す短い名前(例.○○地区の避難所)
カテゴリ: スライドを作成する際の画像の用途(選択肢から選びます)
なし: スライド作成には使われません
背景: スライドの中でもっとも後に貼り付ける,主に風景の画像素材
前景: スライドの中で手前に貼り付ける,主に物を表した画像素材
※前景として使用する画像は,背景透過画像であることが望まれます
キャラクタ: スライドの中で手前に貼り付ける,人を表した画像素材
※キャラクタとして使用する画像は,背景透過画像であることが望まれます
キーワード1
*: 画像素材の内容をもっともよく表すキーワード(選択肢から選びます)
地震,津波,豪雨・豪雪,台風,洪水,土砂災害,火災,強風・竜巻,犯罪,交通事故,災害全般,その他
キーワード2: 画像素材の内容を表すキーワード(選択肢から選びます)
キーワード3: 画像素材の内容を表すキーワード(文字を入力します)
キーワード4: 画像素材の内容を表すキーワード(文字を入力します)
利用者
*: 画像素材を使える
メンバー
(選択肢から選びます)
自分のみ: 自分しか画像素材を使えません
所属グループ: 自分が所属している
グループ
のメンバーしか画像素材を使えません
所属コミュニティ: 自分が所属している
コミュニティ
のメンバーしか画像素材を使えません
全体: ゲストを除くユーザ全員が画像素材を使えます
※自分がマスターであるとき,“やってみよう!”をクリックして表示される画面の右側で,自分の一時的な所属グループを選択できます.適宜,グループを選択して素材を登録するなどしてください.
説明: 画像素材の説明(複数行の入力可)
画像
*: 登録する画像素材(“ファイルを選択”をクリックして,画像素材を選びます)
画像素材を選択するには,“ファイルを選択”をクリックします.
表示されたファイル選択ダイアログから画像ファイルを選択します.
(選択すると,“ファイルを選択”ボタンの右に選択したファイル名の一部が表示されます)
“登録”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「データを登録しますか?」と表示されるので,登録するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(登録しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
音声素材
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“おんせい”アイコンををクリックします.[
図5.1.1
]
登録された音声素材が一覧表示されます.[
図5.1.4
]
新しく音声素材を登録するときは,“新規登録”ボタンをクリックします.
登録画面が表示されるので,項目を入力していきます.[
図5.1.5
]
音声素材の属性(入力項目)について
* は必須項目です.
音声名*
: 音声素材の内容を表す短い名前(例.消防車のサイレン)
キーワード1
*: 音声素材の内容をもっとも表すキーワード(選択肢から選びます.画像素材の登録のときと同じ方法です)
キーワード2: 音声素材の内容を表すキーワード(選択肢から選びます)
キーワード3: 音声素材の内容を表すキーワード(文字を入力します)
キーワード4: 音声素材の内容を表すキーワード(文字を入力します)
利用者
*: 音声素材を使えるユーザ(選択肢から選びます.画像素材の登録のときと同じ方法です)
説明: 音声素材の説明(複数行の入力可)
音声
*: 登録する音声素材(“ファイルを選択”をクリックして,音声素材を選びます)
音声素材を選択するには,“ファイルを選択”をクリックします.
表示されたファイル選択ダイアログから音声ファイルを選択します.
(選択すると,“ファイルを選択”ボタンの右に選択したファイル名の一部が表示されます)
“登録”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「データを登録しますか?」と表示されるので,登録するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(登録しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
↑
5.1.2 素材を検索する
画像素材
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“がぞう”アイコンをクリックします.[
図5.1.1
]
登録された画像素材が一覧表示されます.“表示件数”プルダウンメニューから,表示する画像素材の件数を選択できます.[
図5.1.2
]
一覧表示の上部に検索コンポネントが表示されています.[
図5.1.6
]
検索コンポネントについて
検索文字入力欄(左の枠): 検索の手がかりとなる検索文字
画像名: 検索文字を含む画像を探したいとき
作成者: 検索文字を含む作成者(登録者)の画像を探したいとき
コミュニティ: 文字列を含むコミュニティに属する画像を探したいとき
グループ: 文字列を含むグループに属する画像を探したいとき
キーワード: 文字列を含むキーワードが付けられた画像を探したいとき
カテゴリ: 文字列を含むカテゴリが付けられた画像を探したいとき
検索文字を入力し,ラジオボタンで検索対象を指定して,“検索”ボタンをクリックします.
検索結果が表示されます.[
図5.1.7
]
音声素材
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“おんせい”アイコンをクリックします.[
図5.1.1
]
登録された音声素材が一覧表示されます.“表示件数”プルダウンメニューから,表示する音声素材の件数を選択できます.[
図5.1.4
]
一覧表示の上部に検索コンポネントが表示されています.
(検索コンポネントの操作は,画像素材のときと同じようになります)
検索文字と検索対象を入力して,“検索”ボタンをクリックします.
検索結果が表示されます.[
図5.1.8
]
↑
5.1.3 素材を確認する
画像素材
画像素材が一覧表示された状態にします.[
図5.1.2
]
一覧表示の切り替えについて
“表示件数”プルダウンメニューから,表示件数を選択できます.
検索結果の件数の下に表示されているリンクをクリックすると,表示が切り替わります.
“< First”: 登録された画像素材の先頭部分にある画像を表示
“<”: 現在表示している画像素材の1つ前の部分にある画像を表示
“>”: 現在表示している画像素材の1つ後の部分にある画像を表示
“Last >”: 登録された画像素材の最後部分にある画像を表示
“数字”: 部分ごとに画像素材を表示
確認したい画像素材の画像名リンクをクリックします.
画像素材の情報が表示されます.[
図5.1.9
]
サムネイル画像をクリックすると,画像素材が拡大表示されます.
音声素材
音声素材が一覧表示された状態にします.[
図5.1.4
]
確認したい音声素材の音声名リンクをクリックします.
音声素材の情報が表示されます.[
図5.1.10
]
音声プレイヤの再生ボタンをクリックすると,音声素材が再生されます.
↑
5.1.4 素材を編集(変更)または削除する
画像素材
(上記の方法で)画像素材の情報を表示します.
画像素材の属性(情報)とともに,“完成(公開)”,“お気に入り”,“削除”,“編集”,“戻る”ボタンが表示されています.[
図5.1.9
]
編集用ボタンについて
編集用ボタンの状態(有効/無効)は,表示している画像素材の属性によって異なります.
“完成(公開)”: このボタンをクリックすると,公開対象に指定されたユーザが画像素材を閲覧したり,スライド作成に利用できるようになります(“非公開”ボタンに表示が変わります).自分が登録した画像素材に対してだけ有効なボタンです.
“非公開”: このボタンをクリックすると,画像素材を閲覧・利用できないようになります(“完成(公開)”ボタンに表示が変わります).
“お気に入り”: このボタンをクリックすると,画像素材に対する評価(ポイント)がプラスされます.
“削除”: このボタンをクリックすると,画像素材が削除されます.自分が登録した画像素材に対してだけ有効なボタンです.
“編集”: このボタンをクリックして,画像素材を編集(変更)します.自分が登録した画像素材に対してだけ有効なボタンです.
“戻る”: 画像素材の一覧表示に戻ります.
“編集”ボタンをクリックすると,画像素材編集ページ(画像素材登録ページと同じ)が表示されます.
(編集しない時は,“戻る”ボタンをクリックします)
.[
図5.1.11
]
編集したい項目を編集して,“更新”ボタンをクリックします.
登録した画像素材を変更したいときは,一度,“削除する”チェックボックスにチェックを入れて“更新”ボタンをクリックします.
その後で“ファイルを選択”ボタンをクリックして,新しいファイルを選択します.
別ウィンドウに「データを更新しますか?」と表示されるので,更新するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(送信しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
音声素材
(上記の方法で)音声素材の情報を表示します.
音声素材の属性(情報)とともに,“完成(公開)”,“お気に入り”,“削除”,“編集”,“戻る”ボタンが表示されています.
(それぞれのボタンの操作は,画像素材のときと同じようになります)
“編集”ボタンをクリックすると,音声素材編集ページ(音声素材登録ページと同じ)が表示されます.
(編集しない時は,“戻る”ボタンをクリックします)
編集したい項目を編集して,“更新”ボタンをクリックします.
(編集の方法は,画像素材の時と同じような操作になります)
別ウィンドウに「データを更新しますか?」と表示されるので,更新するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(送信しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
↑
5.2 スライド
スライドとは,
ICT活用型避難訓練
の中で表示される,紙芝居のようなデジタルコンテンツです.複数の画像を切り替えて表示することで,一連の災害状況を表現します.自動的に画像を切り替えたり,画像に合わせて音声を再生したりできます.
コミュニティ
に所属していれば,簡単な操作でスライドを作成し,
避難シナリオ
に組み込む形で公開できます.
5.2.1 スライドを作成する
スライドの属性を入力する
スライドを作成するには,属性(スライド名,キーワード,利用者など)を入力してスライドを登録する必要があります.
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“シナリオを準備する”サブメニューにマウスカーソルを合わせます.
その下に表示された“スライドを作成”サブメニューをクリックします.[
図5.2.1
]
作成されたスライド(自分が作成中のスライドなど)が一覧表示されます.[
図5.2.2
]
新しくスライドを作成するときは,“新規登録”ボタンをクリックします.
登録画面が表示されるので,項目を入力していきます.[
図5.2.3
]
スライドの属性(入力項目)について
* は必須項目です.
スライド名*
: スライドの内容を表す短い名前(例.避難経路が通行不可)
カテゴリ: スライドの内容を表すカテゴリ(選択肢から選びます)
なし: カテゴリを指定しない
危険: 危険を指摘するような内容のスライド
被災: 被災時の様子などを表すスライド
避難場所: 避難場所に関するスライド
安全: 安全に貢献するような内容のスライド
意見: 意見を述べるような内容のスライド
疑問: 疑問を投げかけるような内容のスライド
その他: その他のスライド
キーワード1
*: スライドの内容をもっともよく表すキーワード(選択肢から選びます)
地震,津波,豪雨・豪雪,台風,洪水,土砂災害,火災,強風・竜巻,犯罪,交通事故,災害全般,その他
キーワード2: スライドの内容を表すキーワード(選択肢から選びます)
キーワード3: スライドの内容を表すキーワード(文字を入力します)
キーワード4: スライドの内容を表すキーワード(文字を入力します)
利用者
*: 避難シナリオにスライドを組み込める
メンバー
(選択肢から選びます)
自分のみ: 自分しかスライドを組み込めません
所属グループ: 自分が所属している
グループ
のメンバーしかスライドを組み込めません
所属コミュニティ: 自分が所属している
コミュニティ
のメンバーしかスライドを組み込めません
全体: ゲストを除くユーザ全員がスライドを組み込めます
説明: スライドの説明(複数行の入力可)
“登録”ボタンをクリックすると,スライド作成画面に切り替わります.
(登録しない時は,“戻る”ボタンをクリックします)
スライドを構成する
スライド作成画面では,簡単なマウスとキーボード操作でスライドを(作成)構成していくことができます.
1つのスライドは最大20枚のページから構成され,1枚のページは“背景”,“前景”,“キャラクタ”,“字幕”から構成されます.また,それぞれのページには音声素材を対応づけることができるとともに,表示時間(秒)を設定することで,次ページへ自動的に切り替える表示も可能です.つまり,音声付きの自動スライドショーを避難シナリオに取り込むことができます.
スライド作成画面は,左側の素材選択エリアと右側のスライド構成エリアに大きく分けられます.
(素材選択エリアやスライド構成エリアの全体が表示されない場合は,Webブラウザを最大化したり,表示文字サイズを小さくしてみてください)
[
図5.2.4
]
素材選択エリアでは,“背景”,“前景”,“キャラクタ”,“音声”,“字幕”タブに応じて,サムネイル形式で表示された素材を選択できたり,字幕を入力できるようになっています.[
図5.2.5
]
スライド構成エリアでは,スライドページに素材を配置するなどして,できばえを確認しながらスライドを作成(構成)していくことができます(スライドページの右上には,現在表示中のページ番号とページ枚数が表示されます).[
図5.2.6
]
スライド構成エリアの右上に“参照”ボタン,“戻る”ボタンがあります.“参照”ボタンをクリックすると,スライド属性(情報)が表示されます.“戻る”ボタンをクリックすると,スライド一覧が表示されます.どちらのボタンも,スライドがサーバに保存済みである状態でクリックしてください.
(スライドをサーバに保存しておかないと,編集を再開できなくなります)
背景を配置する
背景は,スライドのもっとも奥に配置される画像です.背景の上に,前景やキャラクタを重ねてスライドを構成していくことになります.したがって,スライドページを構成するには,まず背景を選択・配置することになります.
素材選択エリアの“背景”タブをクリックします.[
図5.2.7
]
自分が使用できる背景画像(カテゴリとして“背景”が設定されている素材画像)がサムネイル形式で表示されます.
表示されている画像が多い場合は,サムネイル画像の上にある検索文字入力欄に画像名(画像名の一部でも検索可)を入力し,“検索”ボタンをクリックして背景画像を検索します.
自分が使用できる背景画像の一覧を再度表示するには,検索文字入力欄を空白にして“検索”ボタンをクリックします.
背景画像がうまく検索されない場合は,素材が登録・公開されていないのかもしれません.必要に応じて“サーバに保存”ボタンをクリックして現在のスライドを保存した後で,
素材登録
を試してみるとよいでしょう.
サムネイル画像をクリックすると,その画像が背景としてスライド構成エリアに配置されます.
(別のサムネイル画像をクリックすると,瞬時にスライド構成エリアに配置されます)
前景を配置する
前景は,背景の上(手前)に配置される画像です.したがって,背景をスライドページに配置した後に前景を選択することになります.
素材選択エリアの“前景”タブをクリックします.[
図5.2.8
]
自分が使用できる前景画像(カテゴリとして“前景”が設定されている素材画像)がサムネイル形式で表示されます.
サムネイル画像をクリックすると,その画像が前景としてスライド構成エリアに配置されます.
(サムネイル画像をクリックするたびに,瞬時にスライド構成エリアに追加配置されます)
配置された前景画像の上にマウスカーソルを合わせ,マウスの左ドラッグ&ドロップ(左クリックしたままマウスを動かして左ボタンを離す)することで,前景画像の位置を変えることができます.
前景画像をゴミ箱アイコン(スライドページの左上にある)の上でドロップすることで,その前景画像を消去できます.
(ゴミ箱アイコンの上に前景画像を乗せると,赤枠が表示されますので,この状態でドロップすると前景画像が消去されます)
[
図5.2.9
]
前景画像は,位置変更などの操作を簡単にするために,枠付きで配置(表示)されます.“ガイドON/OFF”ボタンのクリックにより,枠の有無を切り替えることができます.[
図5.2.10
]
複数の前景画像が重なって目的の前景画像にマウスカーソルを合わせにくい場合は,別の前景画像の位置を一旦ずらして操作するとよいでしょう.
配置した前景画像の端にマウスカーソルを合わせると,マウスカーソルの表示が「←→」に変わります.この状態でマウスを左ドラッグすることで,前景画像のサイズや縦横比を変えることができます.
表示中のスライドページの前景画像とキャラクタ画像をすべて消去するには,スライド構成エリアの上部にある“クリア(前景・キャラクタ)”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「キャラクタ・前景をまとめて削除します」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
キャラクタを配置する
キャラクタは,前景と同様に背景の上(手前)に配置される画像です.したがって,背景をスライドページに配置した後に前景を選択することになります.
素材選択エリアの“キャラクタ”タブをクリックします.[
図5.2.11
]
自分が使用できるキャラクタ画像(カテゴリとして“キャラクタ”が設定されている素材画像)がサムネイル形式で表示されます.
サムネイル画像をクリックすると,その画像がキャラクタとしてスライド構成エリアに配置されます.
(サムネイル画像をクリックするたびに,瞬時にスライド構成エリアに追加配置されます)
配置されたキャラクタ画像の上にマウスカーソルを合わせ,マウスの左ドラッグ&ドロップ(左クリックしたままマウスを動かして左ボタンを離す)することで,キャラクタ画像の位置を変えることができます.
前景画像と同様に,キャラクタ画像をゴミ箱アイコン(スライドページの左上にある)の上でドロップすることで,その前景画像を消去できます.
前景画像と同様に,“ガイドON/OFF”ボタンのクリックにより,枠の有無を切り替えることができます.
配置したキャラクタ画像の端にマウスカーソルを合わせると,マウスカーソルの表示が「←→」に変わります.この状態でマウスを左ドラッグすることで,キャラクタ画像のサイズや縦横比を変えることができます.
表示中のスライドページのキャラクタ画像と前景画像をすべて消去するには,スライド構成エリアの上部にある“クリア(前景・キャラクタ)”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「キャラクタ・前景をまとめて削除します」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
音声を採用する
スライドページごとに1つの素材音声を選択・採用することで,台詞や効果音として再生することができます.
素材選択エリアの“音声”タブをクリックします.[
図5.2.12
]
自分が使用できる素材音声がサムネイル形式で表示されます.
サムネイルには再生用コンポネントが含まれており,再生ボタンをクリックすると,,それぞれの素材音声を試聴することができます.
表示中のスライドで再生したい素材音声があれば,再生用コンポネントの右にある“採用”ボタンをクリックします.スライド構成エリアの下部にある再生用コンポネントが有効になり,音声が採用されたことを表します.[
図5.2.13
]
字幕を入力する
字幕はスライドのもっとも手前にされる文字で,スライドページの下部に配置されます.
素材選択エリアの“字幕”タブをクリックします.[
図5.2.14
]
字幕の内容や表示設定を入力していきます.入力はすぐにスライド構成エリアに反映されます.
字幕の入力項目について
字幕内容: スライドページの内容説明やキャラクタの台詞
表示方法: 字幕の帯の表示方法(選択肢から選びます)
不透明帯付き,半透明帯付き,文字のみ(帯なし)
文字色: 字幕の文字色(選択肢から選びます)
黒,茶,赤,橙,黄,緑,青,紫,灰,白
帯色: 字幕の帯色(選択肢から選びます)
黒,茶,赤,橙,黄,緑,青,紫,灰,白
サイズ: 字幕の文字サイズ(選択肢から選びます)
小,中(標準),大,特大
配置: 字幕の文字配置(選択肢から選びます)
左揃え,中央揃え,右揃え
文字飾り: 字幕の文字飾り(複数選択可)
斜体,太字
表示時間を設定する
スライドページに表示時間を設定することで,スライドショーのように自動的に(設定した表示時間に基づいて)スライドページを切り替えて表示することができます.
表示時間を設定したいスライドページをスライド構成エリアに表示させます.
スライド構成エリアの下部にある“スライド切り替え”欄に,秒で表示時間(表示継続時間)を入力します.
(0秒を入力すると,そのスライドページは手動切り替えになります)
[
図5.2.15
]
ページを切り替える(次へを押すと,前景など引き継がれる)
スライド構成エリアの上部にある“前へ”ボタンと“次へ”ボタンをクリックしてスライドページを切り替えながら,複数枚のページを作成していきます.
“前へ”ボタン: 表示中のスライドページの1つ前のページに切り替えます
“次へ”ボタン: 表示中のスライドページの1つ次のページに切り替えます
※次のページが新しいページの場合,表示中のスライドページの内容(背景,前景,キャラクタ,字幕)が次のページに引き継がれます.
ページを削除する
スライド構成エリアに表示中のスライドページを削除することができます.
削除したいスライドページをスライド構成エリアに表示させます.
スライド構成エリアの上部にある“削除”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「現在のページを削除してよろしいですか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
ページをローカルに保存する
スライド構成エリアに表示中のスライドページを1枚の画像(PNGファイル)としてダウンロードし,ローカル(自分のコンピュータ)に保存することができます.
ローカルに保存したいスライドページをスライド構成エリアに表示させます.
スライド構成エリアの上部にある“ローカルに保存”ボタンをクリックします.
ダウンロードが開始されます.
(ダウンロードが完了した画像ファイルは各自で管理してください)
※ダウンロードされた画像ファイルには,ガイド(枠)は含まれません.
ページをサーバに保存する
スライド(すべてのスライドページ)をサーバに保存し,後日編集したり,公開して避難シナリオに組み込めるようにします.サーバへの保存を忘れないように注意しましょう.
素材選択エリアの上部にある“サーバに保存”をクリックします.
※サーバへのスライド保存に時間がかかることがあります.保存処理中を表すプログレスバーが表示されている間は,ボタンなどクリックしないでください.
[
図5.2.16
]
保存処理が終了すると,プログレスバーが消えます.
スライドをプレビューする
スライドページの表示時間を設定したスライドは,プレビューにより,切り替えのタイミングと音声の再生を確認することができます.
素材選択エリアの上部にある“スライドプレビュー”をクリックすると,プレビュー表示エリアが表示されます.
“自動再生開始”をクリックすると,スライドの再生が始まります.
(表示時間が設定されていないページは表示がスキップされます)
スライドプレビューを終了するには,“閉じる”リンクをクリックします.
5.2.2 スライドを編集または削除する
スライドを選択する
スライドが一覧表示された状態にします.[
図5.2.2
]
一覧表示の切り替えについて
検索結果の件数の下に表示されているリンクをクリックすると,表示が切り替わります.
“< First”: 登録されたスライドの先頭部分にあるスライドを表示
“<”: 現在表示しているスライドの1つ前の部分にあるスライドを表示
“>”: 現在表示しているスライドの1つ後の部分にあるスライドを表示
“Last >”: 登録されたスライドの最後部分にあるスライドを表示
“数字”: 部分ごとにスライドを表示
編集したいスライドのタイトルリンクをクリックします.
スライド参照画面に,スライドの属性(概要)が表示されます.[
図5.2.17
]
スライドを編集する
スライドの属性(情報)とともに,“完成(公開)”,“スライド作成”,“削除”,“編集”,“戻る”ボタンが表示されています.[
図5.2.17
]
編集用ボタンについて
編集用ボタンの状態(有効/無効)は,表示しているスライドの属性によって異なります.
“完成(公開)”: このボタンをクリックすると,利用者に指定されたユーザがスライドを避難シナリオに組み込めるようになります(“非公開”ボタンに表示が変わります).
“非公開”: このボタンをクリックすると,スライドを避難シナリオに組み込めなくなります(“完成(公開)”ボタンに表示が変わります).
“スライド作成”: このボタンをクリックして,スライド作成を再開します.
“削除”: このボタンをクリックすると,スライドが削除されます.自分が登録したスライドに対してだけ有効なボタンです.所属するコミュニティのマスターやグループリーダも有効です.
“編集”: このボタンをクリックして,スライドの属性を編集(変更)します.自分が登録したスライドに対してだけ有効なボタンです.
“戻る”: スライドの一覧表示に戻ります.
“編集”ボタンをクリックすると,スライド編集ページ(スライド登録ページと同じ)が表示されます.
(編集しない時は,“戻る”ボタンをクリックします)
.
項目を編集したら,“更新”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「スライドを更新しますが,よろしいですか?」と表示されるので,更新するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(送信しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
↑
5.3 コンテンツ
コンテンツとは,
ICT活用型避難訓練
の中で表示/再生される画像,動画,音声(ファイル)のことです.
コミュニティ
に所属していれば,簡単な操作でコンテンツを登録し,
避難シナリオ
に組み込む形で公開できます.
5.3.1 コンテンツを登録する
画像コンテンツ
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“シナリオを準備する”サブメニューにマウスカーソルを合わせます.[
図5.3.1
]
その下に表示された“コンテンツを登録”サブメニューをクリックします.
ページ内に「2.シナリオの準備をする(コンテンツを登録)」と表示されるので,“がぞう”アイコンをクリックします.[
図5.3.2
]
登録された画像コンテンツ(自分が閲覧・利用できる画像コンテンツ)が一覧表示されます.[
図5.3.3
]
新しく画像コンテンツを登録するときは,“新規登録”ボタンをクリックします.
登録画面が表示されるので,項目を入力していきます.(登録方法は画像素材とほぼ同じです.
5.1.1
をご覧ください)
コンテンツの属性(入力項目)について
* は必須項目です.
画像名*
: 画像コンテンツの内容を表す短い名前(例.ゲリラ豪雨)
カテゴリ: 画像の内容を表すカテゴリ(選択肢から選びます)
なし: カテゴリを指定しない
危険: 危険を指摘するような内容の画像
被災: 被災時の様子などを映した画像
避難場所: 避難場所に関する画像
安全: 安全に貢献するような内容の画像
意見: 意見を述べるような内容の画像
疑問: 疑問を投げかけるような内容の画像
その他: その他の画像
キーワード1
*: 画像コンテンツの内容をもっともよく表すキーワード(選択肢から選びます)
地震,津波,豪雨・豪雪,台風,洪水,土砂災害,火災,強風・竜巻,犯罪,交通事故,災害全般,その他
キーワード2: 画像コンテンツの内容を表すキーワード(選択肢から選びます)
キーワード3: 画像コンテンツの内容を表すキーワード(文字を入力します)
キーワード4: 画像コンテンツの内容を表すキーワード(文字を入力します)
利用者
*: 避難シナリオに画像コンテンツを組み込める
メンバー
(選択肢から選びます)
自分のみ: 自分しか画像コンテンツを使えません
所属グループ: 自分が所属している
グループ
のメンバーしか画像コンテンツを使えません
所属コミュニティ: 自分が所属している
コミュニティ
のメンバーしか画像コンテンツを使えません
全体: ゲストを除くユーザ全員が画像コンテンツを使えます
説明: 画像コンテンツの説明(複数行の入力可)
画像
*: 登録する画像コンテンツ(“ファイルを選択”をクリックして,画像コンテンツを選びます)
音声コンテンツ
(上記の方法で)「2.シナリオの準備をする(コンテンツを登録)」を表示させます.
“おんせい”アイコンをクリックします.
登録された音声コンテンツが一覧表示されます.[
図5.3.4
]
新しく音声素材を登録するときは,“新規登録”ボタンをクリックします.
登録画面が表示されるので,項目を入力していきます.(登録方法は画像コンテンツと同じです)
動画コンテンツ
(上記の方法で)「2.シナリオの準備をする(コンテンツを登録)」を表示させます.
“どうが”アイコンをクリックします.
登録された動画コンテンツが一覧表示されます.[
図5.3.5
]
新しく動画コンテンツを登録するときは,“新規登録”ボタンをクリックします.
登録画面が表示されるので,項目を入力していきます.(登録方法は画像コンテンツと同じです)[
図5.3.6
]
動画コンテンツを選択するには,“ファイルを選択”をクリックします.
表示されたファイル選択ダイアログから動画ファイルを選択します.
(選択すると,“ファイルを選択”ボタンの右に選択したファイル名の一部が表示されます)
“登録”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「データを登録しますか?」と表示されるので,登録するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(登録しない時は,“キャンセル”ボタンをクリック動画コンテンツ)
↑
5.3.2 コンテンツを検索する
画像コンテンツ
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“シナリオを準備する”サブメニューにマウスカーソルを合わせます.
その下に表示された“コンテンツを登録”サブメニューをクリックします.
ページ内に「2.シナリオの準備をする(コンテンツを登録)」と表示されるので,“がぞう”アイコンをクリックします.
登録された画像コンテンツ(自分が閲覧・利用できる画像コンテンツ)が一覧表示されます.
一覧表示の上部に検索コンポネントが表示されています.
(検索コンポネントの操作は,画像素材のときと同じようになります.
5.1.2
をご覧ください)
検索文字と検索対象を入力して,“検索”ボタンをクリックします.
検索結果が表示されます.
音声コンテンツ
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“シナリオを準備する”サブメニューにマウスカーソルを合わせます.
その下に表示された“コンテンツを登録”サブメニューをクリックします.
ページ内に「2.シナリオの準備をする(コンテンツを登録)」と表示されるので,“おんせい”アイコンをクリックします.
登録された音声コンテンツが一覧表示されます.
一覧表示の上部に検索コンポネントが表示されています.
検索文字と検索対象を入力して,“検索”ボタンをクリックします.
検索結果が表示されます.
動画コンテンツ
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“シナリオを準備する”サブメニューにマウスカーソルを合わせます.
その下に表示された“コンテンツを登録”サブメニューをクリックします.
ページ内に「2.シナリオの準備をする(コンテンツを登録)」と表示されるので,“どうが”アイコンをクリックします.
登録された動画コンテンツが一覧表示されます.
一覧表示の上部に検索コンポネントが表示されています.
検索文字と検索対象を入力して,“検索”ボタンをクリックします.
検索結果が表示されます.
↑
5.3.3 コンテンツを確認する
画像コンテンツ
画像コンテンツが一覧表示された状態にします.[
図5.3.3
]
一覧表示の切り替えについて
“表示件数”プルダウンメニューから,表示件数を選択できます.
検索結果の件数の下に表示されているリンクをクリックすると,表示が切り替わります.
“< First”: 登録された画像コンテンツの先頭部分にある画像を表示
“<”: 現在表示している画像コンテンツの1つ前の部分にある画像を表示
“>”: 現在表示している画像コンテンツの1つ後の部分にある画像を表示
“Last >”: 登録された画像コンテンツの最後部分にある画像を表示
“数字”: 部分ごとに画像コンテンツを表示
確認したい画像コンテンツの画像名リンクをクリックします.
画像コンテンツの情報が表示されます.
サムネイル画像をクリックすると,画像コンテンツが拡大表示されます.
音声コンテンツ
音声コンテンツが一覧表示された状態にします.
確認したい音声コンテンツの音声名リンクをクリックします.
音声コンテンツの情報が表示されます.
音声プレイヤの再生ボタンをクリックすると,音声素材が再生されます.
動画コンテンツ
動画コンテンツが一覧表示された状態にします.
確認したい動画コンテンツの動画名リンクをクリックします.
動画コンテンツの情報が表示されます.[
図5.3.7
]
動画プレイヤの再生ボタンをクリックすると,動画コンテンツが再生されます.
↑
5.3.4 コンテンツを編集(変更)または削除する
画像コンテンツ
(上記の方法で)画像コンテンツの情報を表示します.
画像コンテンツの属性(情報)とともに,“完成(公開)”,“お気に入り”,“削除”,“編集”,“戻る”ボタンが表示されています.
(画像素材のときと同じような表示になります)[
図5.1.9
]
編集用ボタンについて
編集用ボタンの状態(有効/無効)は,表示している画像コンテンツの属性によって異なります.
“完成(公開)”: このボタンをクリックすると,公開対象に指定されたユーザが画像コンテンツを閲覧したり,ICT活用型避難訓練に利用できるようになります(“非公開”ボタンに表示が変わります).自分が登録した画像コンテンツに対してだけ有効なボタンです.
“非公開”: このボタンをクリックすると,画像コンテンツを閲覧したり利用できないようになります(“完成(公開)”ボタンに表示が変わります).
“お気に入り”: このボタンをクリックすると,画像コンテンツに対する評価(ポイント)がプラスされます.
“削除”: このボタンをクリックすると,画像コンテンツが削除されます.自分が登録した画像コンテンツに対してだけ有効なボタンです.
“編集”: このボタンをクリックして,画像コンテンツを編集(変更)します.自分が登録した画像コンテンツに対してだけ有効なボタンです.
“戻る”: 画像コンテンツの一覧表示に戻ります.
“編集”ボタンをクリックすると,画像コンテンツ編集ページ(画像コンテンツ登録ページと同じ)が表示されます.登録方法は,
5.3.1
をご覧ください.
(編集しない時は,“戻る”ボタンをクリックします)
編集したい項目を編集して,“更新”ボタンをクリックします.
登録した画像コンテンツを変更したいときは,一度,“削除する”チェックボックスにチェックを入れて“更新”ボタンをクリックします.
その後で“ファイルを選択”ボタンをクリックして,新しいファイルを選択します.
別ウィンドウに「データを更新しますか?」と表示されるので,更新するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(送信しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
音声コンテンツ
(上記の方法で)音声コンテンツの情報を表示します.
音声コンテンツの属性(情報)とともに,“完成(公開)”,“お気に入り”,“削除”,“編集”,“戻る”ボタンが表示されています.
“編集”ボタンをクリックすると,音声コンテンツ編集ページ(音声コンテンツ登録ページと同じ)が表示されます.
編集したい項目を編集して,“更新”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「データを更新しますか?」と表示されるので,更新するなら,“OK”ボタンをクリックします.
動画コンテンツ
(上記の方法で)動画コンテンツの情報を表示します.
動画コンテンツの属性(情報)とともに,“完成(公開)”,“お気に入り”,“削除”,“編集”,“戻る”ボタンが表示されています.
“編集”ボタンをクリックすると,動画コンテンツ編集ページ(動画コンテンツ登録ページと同じ)が表示されます.
編集したい項目を編集して,“更新”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「データを更新しますか?」と表示されるので,更新するなら,“OK”ボタンをクリックします.
↑
5.4 避難シナリオ
避難シナリオ
とは,簡単に言えば,ICT活用型避難訓練に用いる災害・避難想定です.災害が発生してから避難場所へ到着するまでに発生する,さまざまな状況をつなぎあわせた物語だともいえます.
防災ヤットサーでは,この避難シナリオをより簡単に作成できるようにするための機能を用意しています.
5.4.1 避難シナリオを作成する
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“シナリオをつくる”サブメニューをクリックします.
ページ内に表示された“シナリオ作成システムへ”アイコンをクリックします.[
図5.4.1
]
作成された避難シナリオが一覧表示されます.[
図5.4.2
]
「新規作成」ボタンをクリックします.
シナリオ登録画面が表示されるので,項目を入力していきます.[
図5.4.3
]
避難シナリオの属性(入力項目)について
* は必須項目です.
コミュニティ: 避難シナリオを管理する
コミュニティ
(作成メンバーや参加者の対象となるコミュニティ)
(予め入力されており,変更できません)
グループ: 避難シナリオを管理する
グループ
(作成メンバーや参加者の対象となるグループ)
(マスターのみ変更できます.
グループリーダ
や
メンバー
による変更はできません)
シナリオタイトル*
: 避難シナリオの内容を表す短い名前(例.○○地区地震避難訓練)
作成メンバー*
: 避難シナリオを作成できる
メンバー
(選択肢から選びます)
自分のみ: 自分しか作成できません
所属グループ: 「グループ」で選択されているグループ(自分が所属しているグループ)のメンバーしか作成できません
所属コミュニティ: 「コミュニティ」で選択されているコミュニティ(自分が所属しているコミュニティ)のメンバーしか作成できません
全体: ゲストを除くユーザ全員が作成できます
キーワード1
*: 避難シナリオの内容をもっともよく表すキーワード(選択肢から選びます)
地震,津波,豪雨・豪雪,台風,洪水,土砂災害,火災,強風・竜巻,犯罪,交通事故,災害全般,その他
キーワード2: 避難シナリオの内容を表すキーワード(選択肢から選びます)
キーワード3: 避難シナリオの内容を表すキーワード(文字を入力します)
キーワード4: 避難シナリオの内容を表すキーワード(文字を入力します)
訓練実施期間
*: 避難訓練を実施する期間(開始と終了の日時)
参加者
*: 避難シナリオによる避難訓練に参加できるメンバー(選択肢から選びます)
自分のみ: 自分しか避難訓練に参加できません(自分しか避難シナリオをダウンロードできません)
所属グループ: 「グループ」で選択されているグループ(自分が所属しているグループ)のメンバーしか避難訓練に参加できません
所属コミュニティ: 「コミュニティ」で選択されているコミュニティ(自分が所属しているコミュニティ)のメンバーしか避難訓練に参加できません
全体: ゲストを除くユーザ全員が避難訓練に参加できます
対象者: 避難シナリオの訓練対象者(例.小学校高学年)
対象地域: 避難シナリオの舞台となる地域(例.○○市○○地区)
説明: 避難シナリオの説明(複数行の入力可)
項目を入力し終えたら,“登録”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「シナリオを登録しますが,よろしいですか?」と表示されるので,登録するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(登録しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
↑
5.4.2 避難シナリオを編集または削除する
避難シナリオを選択する
避難シナリオが一覧表示された状態にします.[
図5.4.2
]
一覧表示の切り替えについて
検索結果の件数の下に表示されているリンクをクリックすると,表示が切り替わります.
“< First”: 登録された避難シナリオの先頭部分にあるシナリオを表示
“<”: 現在表示している避難シナリオの1つ前の部分にあるシナリオを表示
“>”: 現在表示している避難シナリオの1つ後の部分にあるシナリオを表示
“Last >”: 登録された避難シナリオの最後部分にあるシナリオを表示
“数字”: 部分ごとに避難シナリオを表示
編集したい避難シナリオのタイトルリンクをクリックします.
避難シナリオ作成画面に,作成途中の避難シナリオが図で表示されます(避難シナリオを俯瞰できます).[
図5.4.4
]
避難シナリオを編集していきます.(編集の方法については,
5.4.3
をご覧ください)
避難シナリオの属性を編集する
避難シナリオを選択して,避難シナリオ作成画面右上の“参照”ボタンをクリックします.[
図5.4.4
]
避難シナリオの属性(情報)とともに,“完成(公開)”,“削除”,“編集”,“戻る”ボタンが表示されています.[
図5.4.5
]
編集用ボタンについて
編集用ボタンの状態(有効/無効)は,表示している避難シナリオの属性によって異なります.
“完成(公開)”: このボタンをクリックすると,参加者に指定されたユーザが避難シナリオをダウンロードできるようになります(“非公開”ボタンに表示が変わります).自分が登録した避難シナリオに対してだけ有効なボタンです.
“非公開”: このボタンをクリックすると,避難シナリオをダウンロードできないようになります(“完成(公開)”ボタンに表示が変わります).
“削除”: このボタンをクリックすると,避難シナリオが削除されます.自分が登録した避難シナリオに対してだけ有効なボタンです.所属するコミュニティのマスターやグループリーダも有効です.
“編集”: このボタンをクリックして,避難シナリオの属性を編集(変更)します.自分が登録した避難シナリオに対してだけ有効なボタンです.
“戻る”: 避難シナリオの一覧表示に戻ります.
“編集”ボタンをクリックすると,避難シナリオ編集ページ(避難シナリオ登録ページと同じ)が表示されます.
(編集しない時は,“戻る”ボタンをクリックします)
.[
図5.4.3
]
項目を編集したら,“更新”ボタンをクリックします.
別ウィンドウに「シナリオを更新しますが,よろしいですか?」と表示されるので,更新するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(送信しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
↑
5.4.3 シーンを作成する
シーンには,通常シーン,移動シーン,割込シーンがあります.避難シナリオでは主に,いくつかの通常シーン(場所)で困難な状況が発生することを想定します.
作成するシーンを選ぶ
避難シナリオ作成画面を表示させます.
避難シナリオ作成画面の左上に“キャンバス”タブと“マップ”タブがあります.まずは,“キャンバス”タブをクリックします.[
図5.4.4
]
新規作成であれば,空白のシーン作成キャンバスが表示されます.編集(作成再開)であれば,前回作成(保存)した避難シナリオが表示されます.
キャンバスの何も描かれていない部分にマウスカーソルを合わせて,右クリックします.
“通常シーン作成”,“移動シーン作成”,“割込シーン作成”を選択できるポップアップメニューが表示されます.[
図5.4.6
]
作成したいシーンにマウスのカーソルを合わせて,左クリックします.
通常シーン
通常シーン
は,場所に対応づけられるもっとも一般的なシーンです.
ポップアップメニューから“通常シーン”を選択すると,通常シーン作成ウィンドウが表示されます.[
図5.4.7
]
通常シーンを登録するために,“シーン名”と“シーン認識(センサ)”の項目を入力します.
通常シーンの属性(入力項目)について
* は必須項目です.
シーン名
*: 通常シーンを表す名前(例.「地震発生」)
シーン認識(センサ): 通常シーン(場所)の認識方法
なし: 手動で操作して場所を認識する(指定の場所に到着したらボタンをクリックする)
GPS: GPSで自動的に場所を認識する
NFC: NFCタグを読み取って場所を認識する
カメラ: 携帯情報端末のカメラを使って場所を認識する
“シーン認識(センサ)”で“GPS”を選択すると,“領域選択”ボタンが表示されます.
“領域選択”ボタンをクリックすると,別ウィンドウにマップ(Googleマップ)が表示されます.[
図5.4.8
]
以下のようにして,マップ上でシーンの場所(四角で囲まれた領域)を指定します.
マップ上でマウスの左ボタンを押したままマウスカーソルを動かし(つまり,左ドラッグし),マップを動かします.
シーン(場所)の隅のひとつにマウスカーソルを合わせます.
マウスの右ボタンを押したまま,(対角線上の)隅までマウスカーソルを動かして,右ボタンを離します(つまり,右ドラッグします).
マップ上に赤い領域が描画され,“選択場所”欄に領域付近の住所が入力されます.また,領域の左下と右上の緯度・経度も表示されます.
必要であれば,住所を別の名称で上書きします(例.「○○ビル」).
領域の緯度・経度と選択場所が入力された状態で,“選択完了”ボタンをクリックします.
シーンの場所指定に不備がなければ,領域選択ウィンドウが消えます.(領域選択をやめるときは,“キャンセル”ボタンをクリックします)
“シーン名”と“シーン認識(センサ)”を入力した状態で,“登録”ボタンをクリックします.
カット作成キャンバスが灰色から白色に変わり,シーンの中にカットを作成(配置)できるようになります.また,作成した通常シーン(通常シーンコンポネント)がキャンバスに表示されます.[
図5.4.9
]
“次シーン”プルダウンメニューから,次のシーン(移動シーン)に進む条件を選択します.カットを作成した後で選択しても構いません.[
図5.4.7
]
次シーン: 次のシーンへの進み方
ボタンを押して進む(→1): 次のシーンが1つで,そのシーンに手動で(ボタンを押して)進む
即座に進む(→1): 次のカットが1つで,そのシーンに自動的に(即座に)進む
スコアに応じて進む(→2): 次の移動シーンが2つで,指定したスコア以上か未満かによって異なるシーンに進む
カット履歴に応じて進む(→n): 次の移動シーンが1つ以上で,現在のシーン内のどのカットに入ったか(訪問済みか)によって異なる移動シーンに進む
シーン履歴に応じて進む(→n): 次の移動シーンが1つ以上で,これまでにどのシーンに入ったか(訪問済みか)によって異なるシーンに進む
なし(終端): 次のシーンがなく,避難シナリオ(避難訓練)を終える
シーンやその中のカットを更新したときは,“登録”ボタンをクリックします.
作成をやめるときは,“キャンセル”ボタンをクリックします.
作成したカットをすべて削除するときは,“カット全クリア”ボタンをクリックします.別ウィンドウに「作成したカットを全クリアしますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
移動シーン
移動シーン
は,通常シーンと通常シーンの間,つまり場所から場所への移動に対応づけられます.移動中にデジタルマップを表示したり,BGMを流したりできます.
ポップアップメニューから“移動シーン”を選択すると,移動シーン作成ウィンドウが表示されます.[
図5.4.10
]
移動シーンを登録するために,いくつかの項目を入力します.
移動シーンの属性(入力項目)について
* は必須項目です.
シーン名
*: 移動シーンを表す名前(例.「高台に向かって逃げよう!」)
カット名: カットを表す名前(移動シーンにカットは1つしかありません)
BGM/効果音: 移動シーンでBGMや効果音を再生するために,音声コンテンツ(公開状態のもの)を選択します.
“選択クリア”ボタン: 選択した音声コンテンツを取り消します.
検索文字入力欄: 検索の手がかりとなる検索文字
“検索”ボタン: クリックすると検索結果が表示されます
検索された音声の“選択”ボタンをクリックして,音声コンテンツを選択します.
マイ音声: 自分が登録した音声コンテンツを探したいとき
音声名: 検索文字を含む音声コンテンツを探したいとき
作成者: 検索文字を含む作成者(登録者)の音声コンテンツを探したいとき
コミュニティ: 文字列を含むコミュニティに属する音声コンテンツを探したいとき
グループ: 文字列を含むグループに属する音声コンテンツを探したいとき
キーワード: 文字列を含むキーワードが付けられた音声コンテンツを探したいとき
カテゴリ: 文字列を含むカテゴリが付けられた音声コンテンツを探したいとき
ループ: 選択した音声コンテンツをループ(繰り返し)再生するかどうか
メッセージ: 移動シーンで表示するメッセージ
分類: 移動シーンで表示させる情報
メッセージのみ: “メッセージ”欄に入力した内容を表示
マップ: マップを表示(2つの表示方法がある)[
図5.4.11
]
現在位置(GPS利用): マップに現在位置を重ねて表示したいとき(GPS搭載携帯情報端末のみ有効)
場所指定: 指定した場所を中心としたマップを表示したいとき
地図: 別ウィンドウにマップが表示されるので,左クリックで場所を指定する(通常シーンの場所(領域選択)の方法を参考にしてください)[
図5.4.12
]
画像: 選択した画像を表示[
図5.4.13
]
“選択クリア”ボタン: 選択した画像コンテンツを取り消します.
検索文字入力欄: 検索の手がかりとなる検索文字
“検索”ボタン: クリックすると検索結果が表示されます
検索された画像の“選択”ボタンをクリックして,画像を選択します.
マイ画像: 自分が登録した画像コンテンツを探したいとき
画像名: 検索文字を含む画像コンテンツを探したいとき
作成者: 検索文字を含む作成者(登録者)の画像コンテンツを探したいとき
コミュニティ: 文字列を含むコミュニティに属する画像コンテンツを探したいとき
グループ: 文字列を含むグループに属する画像コンテンツを探したいとき
キーワード: 文字列を含むキーワードが付けられた画像コンテンツを探したいとき
カテゴリ: 文字列を含むカテゴリが付けられた画像コンテンツを探したいとき
Web: 指定したWebページ(URL)を表示[
図5.4.14
]
URL: 表示するURLを入力します(例.http://yattosar.net)
次シーン: 次のシーン(通常シーン)への進み方
ボタンを押して進む(→1): 次のシーンが1つの通常シーンで,そのシーンに手動で(ボタンを押して)進む
到着したら自動的に進む(→n): 次のシーンが1つ以上の通常シーンで,GPSを使って自動的にシーンを認識する
NFCタグを読み込んだら進む(→n): 次のシーンが1つ以上の通常シーンで,NFCタグを読み取って場所を認識するとき
指定されたものをカメラで撮影したら進む(→n): 次のシーンが1つ以上の通常シーンで,携帯情報端末のカメラを使って場所を認識するとき
項目を入力したら,“登録”ボタンをクリックします.
移動シーン作成ウィンドウが消え,作成した移動シーン(移動シーンコンポネント)がキャンバスに表示されます.[
図5.4.15
]
作成をやめるときは,“キャンセル”ボタンをクリックします.
割込シーン
割込シーン
は,時間に対応づけられます.指定時刻やシーンからの経過時間などにより強制的に割込シーンに進ませることができます.
ポップアップメニューから“割込シーン”を選択すると,割込シーン作成ウィンドウが表示されます.[
図5.4.16
]
割込シーンを登録するために,いくつかの項目を入力します.
割込シーンの属性(入力項目)について
* は必須項目です.
シーン名
*: 割込シーンを表す名前(例.「余震だ!」)
割り込み条件
*: 割り込みが発生する条件
経過時間: あるシーンからの経過時間(秒)を指定して割込シーンを発生させます.[
図5.4.17
]
シーン: 経過時間の基準となるシーンを指定します.作成済みの通常シーンか移動シーンを選択できます.
経過時間: 選択したシーンから何秒後に割込シーンを発生させるかを入力します.
時刻: 指定した時刻(日時)に割込シーンを発生させます.[
図5.4.18
]
選択肢から年月日と時分を入力します.
項目を入力したら,“登録”ボタンをクリックします.
カット作成キャンバスが灰色から白色に変わり,シーンの中にカットを作成(配置)できるようになります.また,作成した割込シーン(割込シーンコンポネント)がキャンバスに表示されます.[
図5.4.19
]
“次シーン”プルダウンメニューから,次のシーンに進む条件を選択します.カットを作成した後で選択しても構いません.[
図5.4.16
]
次シーン: 次のシーン(通常シーンまたは移動シーン)への進み方
ボタンを押して進む(→1): 次のシーンが1つのシーン(通常シーンまたは移動シーン)で,そのシーンに手動で(ボタンを押して)進む
即座に進む(→1): 次のシーンが1つのシーン(通常シーンまたは移動シーン)で,そのシーンに自動的に(即座に)進む
なし(終端): 次のシーンがなく,避難シナリオ(訓練訓練)を終える
シーンやその中のカットを更新したときは,“登録”ボタンをクリックします.
作成をやめるときは,“キャンセル”ボタンをクリックします.
作成したカットをすべて削除するときは,“カット全クリア”ボタンをクリックします.別ウィンドウに「作成したカットを全クリアしますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
↑
5.4.4 シーンを編集または削除する
編集する
通常シーン
シーン作成キャンバスに表示されている通常シーン(通常シーンコンポネント)の“▼”をクリックします.[
図5.4.9
]
通常シーン作成ウィンドウが表示されます.
通常シーンを編集(変更)したら,“変更”ボタンをクリックします.(編集の方法は,
通常シーン作成
の方法と同じです)
編集(変更)しないときは,“キャンセル”ボタンをクリックします.
移動シーン
シーン作成キャンバスに表示されている移動シーン(移動シーンコンポネント)の“▼”をクリックします.[
図5.4.15
]
移動シーン作成ウィンドウが表示されます.
移動シーンを編集(変更)したら,“変更”ボタンをクリックします.(編集の方法は,
移動シーン作成
の方法と同じです)
編集(変更)しないときは,“キャンセル”ボタンをクリックします.
割込シーン
シーン作成キャンバスに表示されている割込シーン(割込シーンコンポネント)の“▼”をクリックします.[
図5.4.19
]
割込シーン作成ウィンドウが表示されます.
割込シーンを編集(変更)したら,“変更”ボタンをクリックします.(編集の方法は,
割込シーン作成
の方法と同じです)
編集(変更)しないときは,“キャンセル”ボタンをクリックします.
削除する
通常シーン
通常シーンを削除するときは,通常シーンコンポネントの“×”をクリックします.[
図5.4.9
]
別ウィンドウに「データを削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
移動シーン
移動シーンを削除するときは,移動シーンコンポネントの“×”をクリックします.[
図5.4.15
]
別ウィンドウに「データを削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
割込シーン
割込シーンを削除するときは,通常シーンコンポネントの“×”をクリックします.[
図5.4.19
]
別ウィンドウに「データを削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
↑
5.4.5 カットを作成する
カットは通常シーンと割込シーンに1つ以上必要で,コンテンツを表示する役割をもっています(移動シーンには固定のカットが1つだけあります).
カット作成キャンバスの何も描かれていない部分にマウスカーソルを合わせて,右クリックします.
ポップアップメニューから“カット作成”を選択します.[
図5.4.20
]
表示されたカット作成ウィンドウで,いくつかの項目を入力します.[
図5.4.21
]
カットの属性(入力項目)について
* は必須項目です.
カット名: カットを表す名前(例.「どこに逃げる?」」
センサ: カットに入る条件として採用されるセンサ
センサ値: カットに入るためのセンサの値
BGM/効果音: カットでBGMや効果音を再生するために,音声コンテンツ(公開状態のもの)を選択します
“選択クリア”ボタン: 選択した音声コンテンツを取り消します.
検索文字入力欄: 検索の手がかりとなる検索文字
“検索”ボタン: クリックすると検索結果が表示されます
検索された音声の“選択”ボタンをクリックして,音声コンテンツを選択します.
マイ音声: 自分が登録した音声コンテンツを探したいとき
音声名: 検索文字を含む音声コンテンツを探したいとき
作成者: 検索文字を含む作成者(登録者)の音声コンテンツを探したいとき
コミュニティ: 文字列を含むコミュニティに属する音声コンテンツを探したいとき
グループ: 文字列を含むグループに属する音声コンテンツを探したいとき
キーワード: 文字列を含むキーワードが付けられた音声コンテンツを探したいとき
カテゴリ: 文字列を含むカテゴリが付けられた音声コンテンツを探したいとき
ループ: 選択した音声コンテンツをループ(繰り返し)再生するかどうか
メッセージ: カットで表示するメッセージ
分類: カットで表示させる情報またはコンテンツ
メッセージのみ: “メッセージ”欄に入力した内容を表示
選択肢: 質問やクイズを表示するコンテンツ[
図5.4.22
]
制限時間: 選択回答までの制限時間(10秒~300秒.10秒ごと)
制限無し: 制限時間を設定しないときにチェックを入れます
選択肢数: 回答選択肢の数(2~10)
選択肢: 回答選択肢として表示する内容(文字を入力します)
正解: 正解の選択肢にチェックを入れます
スコア: 回答に対するスコア(半角数字を入力します.マイナスの値も入力できます)
画像: 選択した画像を表示[
図5.4.23
]
“選択クリア”ボタン: 選択した画像コンテンツを取り消します.
検索文字入力欄: 検索の手がかりとなる検索文字
“検索”ボタン: クリックすると検索結果が表示されます
検索された画像の“選択”ボタンをクリックして,画像コンテンツを選択します[
図5.4.24
]
マイ画像: 自分が登録した画像コンテンツを探したいとき
画像名: 検索文字を含む画像コンテンツを探したいとき
作成者: 検索文字を含む作成者(登録者)の画像コンテンツを探したいとき
コミュニティ: 文字列を含むコミュニティに属する画像コンテンツを探したいとき
グループ: 文字列を含むグループに属する画像コンテンツを探したいとき
キーワード: 文字列を含むキーワードが付けられた画像コンテンツを探したいとき
カテゴリ: 文字列を含むカテゴリが付けられた画像コンテンツを探したいとき
動画: 選択した動画を表示[
図5.4.25
]
“選択クリア”ボタン: 選択した動画コンテンツを取り消します.
検索文字入力欄: 検索の手がかりとなる検索文字
“検索”ボタン: クリックすると検索結果が表示されます
検索された動画の“選択”ボタンをクリックして,動画コンテンツを選択します[
図5.4.26
]
マイ動画: 自分が登録した動画コンテンツを探したいとき
動画名: 検索文字を含む動画コンテンツを探したいとき
作成者: 検索文字を含む作成者(登録者)の動画コンテンツを探したいとき
コミュニティ: 文字列を含むコミュニティに属する動画コンテンツを探したいとき
グループ: 文字列を含むグループに属する動画コンテンツを探したいとき
キーワード: 文字列を含むキーワードが付けられた動画コンテンツを探したいとき
カテゴリ: 文字列を含むカテゴリが付けられた動画コンテンツを探したいとき
スライド: 選択したスライドコンテンツを表示[
図5.4.27
]
“選択クリア”ボタン: 選択したスライドコンテンツを取り消します.
検索文字入力欄: 検索の手がかりとなる検索文字
“検索”ボタン: クリックすると検索結果が表示されます
検索されたスライドの“選択”ボタンをクリックして,スライドコンテンツを選択します[
図5.4.28
]
マイスライド: 自分が登録したスライドコンテンツを探したいとき
スライド名: 検索文字を含むスライドコンテンツを探したいとき
作成者: 検索文字を含む作成者(登録者)のスライドコンテンツを探したいとき
コミュニティ: 文字列を含むコミュニティに属するスライドコンテンツを探したいとき
グループ: 文字列を含むグループに属するスライドコンテンツを探したいとき
キーワード: 文字列を含むキーワードが付けられたスライドコンテンツを探したいとき
カテゴリ: 文字列を含むカテゴリが付けられたスライドコンテンツを探したいとき
Web: 指定したWebページ(URL)を表示[
図5.4.29
]
次カット: 次のカットへの進み方
ボタンを押して進む(→1): 次のカットが1つで,そのカットに手動で(ボタンを押して)進む
即座に進む(→1): 次のカットが1つで,そのカットに自動的に(即座に)進む
時間が経過したら進む(→1): 次のカットが1つで,現在のカットに入ってから指定の時間(秒)が経過したら次のカットに進む
スコアに応じて進む(→2): 次のカットが2つで,指定したスコア以上か未満かによって異なるカットに進む
選択肢の正誤に応じて進む(→3): 次のカットが2または3つで,選択肢の正誤(または回答時間切れ)によって異なるカットに進む
選んだ選択肢に応じて進む(→n): 次のカットが1つ以上で,どの選択肢を選んだかによって異なるカットに進む
カット履歴に応じて進む(→n): 次のカットが1つ以上で,そのシーン内でどのカットに入ったか(訪問済みか)によって異なるカットに進む
シーン履歴に応じて進む(→n): 次のカットが1つ以上で,これまでにどのシーンに入ったか(訪問済みか)によって異なるカットに進む
なし(終端): 次のカットがなく,現在のシーンを終えるとき
項目を入力したら,“登録”ボタンをクリックします.
カット作成ウィンドウが消え,作成したカット(カットコンポネント)がカット作成キャンバスに表示されます.[
図5.4.30
]
↑
5.4.6 カットを編集または削除する
編集する
カット作成キャンバスに表示されているカット(カットコンポネント)の“▼”をクリックします.[
図5.4.30
]
カット作成ウィンドウが表示されます.
カットを編集(変更)したら,“変更”ボタンをクリックします.(編集の方法は,
カット作成
の方法と同じです)
編集(変更)しないときは,“キャンセル”ボタンをクリックします.
次カットへ進む条件が変更されたときは,別ウィンドウに「条件が変更されています.既に登録した条件は自動的に削除されますが,よろしいですか?」と表示されるので,変更するなら,“OK”ボタンをクリックします.条件を変更すると,以前に設定していたカット間のつながり(矢印)は削除されます.
(変更しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
削除する
カットを削除するときは,カットコンポネントの“×”をクリックします.[
図5.4.30
]
別ウィンドウに「データを削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.カットを削除すると,以前に設定していた(そのカットを含む)カット間のつながり(矢印)は削除されます.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
↑
5.4.7 カットを組み立てる
カットを組み立てることは,複数のカット(コンテンツ)をつなげて,災害の一場面(状況)を表現する作業といえます.
開始カットを設定する
複数のカットから開始カットを1つ選んで決めます.
カット作成キャンバスを表示させます.
開始カットにしたいカット(カットコンポネント)のタイトル部分(水色の部分)を右クリックします.
“開始カットに設定”ポップアップメニューが表示されます.[
図5.4.31
]
マウスカーソルを“開始カットに設定”に合わせて左クリックすると,そのカットが開始カットに設定されます.[
図5.4.32
]
開始カットを変更したいときは,開始カットにしたい別のカットに対して,上記のように操作します.
“次カット”で選択された条件によって,次のカットのつなげ方(矢印の張り方)が異なってきます.
ボタンを押して進む(→1)
“ボタンを押して進む”条件は,次のカットが1つで,「そのカットに手動で(ボタンを押して)進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対1(現在のカット→1つのカット)になります.
カットをつなげる
カット作成キャンバスを表示させます.
矢印元となるカット(カットコンポネント)のタイトル部分(水色の部分)を左クリックします.
(マウスカーソルをタイトルに乗せると,そのカットで選択されている条件が表示されます)
[
図5.4.33
]
矢印元のカットを選択すると,マウスカーソルの位置に合わせて矢印が表示されます.
矢印先となるカットのタイトル部分をクリックします.
(矢印をつなげないときは,カット作成キャンバスの空白部分(カットコンポネント以外の部分)をクリックします)
矢印(矢印元カットから矢印先カットへ)が表示されます.
(カットコンポネントの位置を動かしても,矢印はつながったまま表示されています)
[
図5.4.34
]
カットコンポネントの“条件:表示する”をクリックすると,矢印上に条件(条件コンポネント)が表示されます.“条件:表示しない”をクリックすると,矢印上の条件の表示が消えます(矢印自体は消えません).
(表示された条件コンポネントは,マウスのドラッグ操作で位置を変更することができます)
[
図5.4.35
]
つながりを削除する
カット間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
即座に進む(→1)
“即座に進む”条件は,次のカットが1つで,「そのカットに自動的に(即座に)進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対1(現在のカット→1つのカット)になります.
カットをつなげる
“ボタンを押して進む”条件のときと同じ操作になります.
つながりを削除する
カット間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
時間が経過したら進む(→1)
“時間が経過したら進む”条件は,次のカットが1つで,「現在のカットに入ってから指定の時間(秒)が経過したら次のカットに進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対1(現在のカット→1つのカット)になります.
カットをつなげる
条件コンポネントを表示させるまでは,“ボタンを押して進む”や“即座に進む”条件のときと同じ操作になります.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.[
図5.4.36
]
条件コンポネント内に“時間”プルダウンメニューと“確定”ボタンが表示されます.
(“▲”をクリックすれば,もとの条件コンポネントの表示に戻ります)
[
図5.4.37
]
“時間”プルダウンメニューから経過時間を選択し,“確定”ボタンをクリックします.
経過時間が確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
経過時間を変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
つながりを削除する
カット間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
スコアに応じて進む(→2)
“スコアに応じて進む”条件は,次のカットが2つで,「指定したスコア以上か未満かによって異なるカットに進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対2(現在のカット→2つのカット)になります.
カットをつなげる
カット作成キャンバスを表示させます.
矢印元となるカット(カットコンポネント)のタイトル部分(水色の部分)を左クリックします.
矢印元のカットを選択すると,マウスカーソルの位置に合わせて矢印が表示されます.
スコアによる場合分けのための基準スコア(「以上ならば」)を設定する,矢印先となるカットのタイトル部分をクリックします.
矢印(矢印元カットから矢印先カットへ)が表示されます.
カットコンポネントの“条件:表示する”をクリックすると,矢印上に条件(条件コンポネント)が表示されます.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“スコア”欄と“確定”ボタンが表示されます.[
図5.4.38
]
基準スコア(マイナスの値も可)を“スコア”欄に入力し,“確定”ボタンをクリックします.
基準スコアが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,もうひとつのカット(「未満ならば」)に矢印をつなげます.すでに条件(基準スコア)が決まっているので,もうひとつの条件は自動的に決まっています.[
図5.4.39
]
基準スコアを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
場合分けを変更したい(例.「以上ならば」と「未満ならば」の矢印先カットを変更したい)ときは,条件コンポネントの“×”をクリックして,つながりを削除し,再度カットをつなげます.
つながりを削除する
カット間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
選択肢の正誤に応じて進む(→3)
“選択肢の正誤に応じて進む”条件はカット分類が“選択肢”であるカットを対象に,次のカットが2または3つで,「選択肢の正誤(または回答時間切れ)によって異なるカットに進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対2または3(現在のカット→2または3つのカット)になります.
カットをつなげる
カット作成キャンバスを表示させます.
カット分類が“選択肢”の矢印元となるカット(カットコンポネント)のタイトル部分(水色の部分)を左クリックします.
矢印元のカットが選択できると,マウスカーソルの位置に合わせて矢印が表示されます.
矢印先となるカットのタイトル部分をクリックします.
矢印(矢印元カットから矢印先カットへ)が表示されます.
カットコンポネントの“条件:表示する”をクリックすると,矢印上に条件(条件コンポネント)が表示されます.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“正誤”プルダウンメニューと“確定”ボタンが表示されます.[
図5.4.40
]
“正誤”プルダウンメニューから“正解”,“不正解”,“時間切れ”のいずれかを選択し,“確定”ボタンをクリックします.
正誤による場合分けが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,別のカットに矢印をつなげ,残りの正誤による場合分けを確定します.
場合分けを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
※正誤の場合分けを重複させたり(“正解”や“不正解”のときの矢印先カットが2つ以上あったり),正誤のどちらか一方だけに矢印先カットがあったり,回答制限時間がないにも関わらず“時間切れ”で場合分けてしまうと,避難シナリオが正常に動作しない可能性がありますので注意してください.
つながりを削除する
カット間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
選んだ選択肢に応じて進む(→n)
“選んだ選択肢に応じて進む”条件はカット分類が“選択肢”であるカットを対象に,次のカットが1つ以上で,「どの選択肢(“時間切れ”を含む)を選んだかによって異なるカットに進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対多(現在のカット→1つ以上のカット)になります.
カットをつなげる
カット作成キャンバスを表示させます.
カット分類が“選択肢”の矢印元となるカット(カットコンポネント)のタイトル部分(水色の部分)を左クリックします.
矢印元のカットが選択できると,マウスカーソルの位置に合わせて矢印が表示されます.
矢印先となるカットのタイトル部分をクリックします.
矢印(矢印元カットから矢印先カットへ)が表示されます.
カットコンポネントの“条件:表示する”をクリックすると,矢印上に条件(条件コンポネント)が表示されます.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“選択肢”プルダウンメニューと“確定”ボタンが表示されます.[
図5.4.41
]
“選択肢”プルダウンメニューから,矢印元カットで作成した選択肢または“時間切れ”のいずれかを選択し,“確定”ボタンをクリックします.
選択肢による場合分けが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,別のカットに矢印をつなげ,残りの選択肢による場合分けを確定します.
場合分けを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
※異なる選択肢でも同じカットを矢印先にすることができます(例.“不正解”か“時間切れ”であれば,同じ次のカットに訪問させる).
※選択肢に対応する矢印先カットがなかったり,回答制限時間がないにも関わらず“時間切れ”で場合分けてしまうと,避難シナリオが正常に動作しない可能性がありますので注意してください.
つながりを削除する
カット間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
カット履歴に応じて進む(→n)
“カット履歴に応じて進む”条件は次のカットが1つ以上で,「そのシーン内でどのカットに入ったか(訪問済みか)によって異なるカットに進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対多(現在のカット→1つ以上のカット)になります.
カットをつなげる
カットコンポネントを表示させるまでは,“選んだ選択肢に応じて進む”条件のときと同じ操作になります.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“カット”プルダウンメニューと“確定”ボタンが表示されます.[
図5.4.42
]
“カット”プルダウンメニューから,そのシーン内のカットのいずれかを選択し,“確定”ボタンをクリックします.
カット履歴による場合分けが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,別のカットに矢印をつなげ,残りのカット履歴による場合分けを確定します.
場合分けを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
※異なる訪問済みカットでも同じカットを矢印先にすることができます.
※訪問済みカットに対応する矢印先カットがなかったり,訪問不可能なカットで場合分けてしまうと,避難シナリオが正常に動作しない可能性がありますので注意してください.
つながりを削除する
“選んだ選択肢に応じて進む”条件のときと同じ操作になります.
シーン履歴に応じて進む(→n)
“シーン履歴に応じて進む”条件は次のカットが1つ以上で,「これまでにどのシーンに入ったか(訪問済みか)によって異なるカットに進ませたい」ときに選択されます.カットのつなぎ方は,1対多(現在のカット→1つ以上のカット)になります.
カットをつなげる
カットコンポネントを表示させるまでは,“選んだ選択肢に応じて進む”や“カット履歴に応じて進む”条件のときと同じ操作になります.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“シーン”プルダウンメニューと“確定”ボタンが表示されます.[
図5.4.43
]
“シーン”プルダウンメニューから,作成済みシーンのいずれかを選択し,“確定”ボタンをクリックします.
シーン履歴による場合分けが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,別のカットに矢印をつなげ,残りのシーン履歴による場合分けを確定します.
場合分けを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
※異なる訪問済みシーンでも同じカットを矢印先にすることができます.
※訪問済みシーンに対応する矢印先カットがなかったり,訪問不可能なシーンで場合分けてしまうと,避難シナリオが正常に動作しない可能性がありますので注意してください.
つながりを削除する
“選んだ選択肢に応じて進む”や“カット履歴に応じて進む”条件のときと同じ操作になります.
シーン内には1つ以上の終端カットが必要になります.
終端カットを設定する
カット作成ウィンドウにおいて,“次カット”で“なし(終端)”を選択します.
選択したら,“登録”ボタンをクリックします.
カットコンポネントのタイトル部分に「終端」と表示されます.[
図5.4.44
]
↑
5.4.8 シーンを組み立てる
シーンを組み立てることは,複数のシーンをつなげて,場所や時間ごとに災害状況を表現する作業といえます.
つなげることができるのは,通常シーン→移動シーン,移動シーン→通常シーン,割込シーン→通常シーンです.
開始シーンを設定する
作成した通常シーンまたは移動シーンから開始シーンを1つ選んで決めます.
シーン作成キャンバスを表示させます.
開始シーンにしたいシーン(シーンコンポネント)のタイトル部分を右クリックします.
“開始シーンに設定”ポップアップメニューが表示されます.[
図5.4.45
]
マウスカーソルを“開始シーンに設定”に合わせて左クリックすると,そのシーンが開始シーンに設定されます.[
図5.4.46
]
開始シーンを変更したいときは,開始シーンにしたい別のシーンに対して,上記のように操作します.
シーンの種類や“次シーン”で選択された条件によって,次のシーンのつなげ方(矢印の張り方)が異なってきます.
ボタンを押して進む(→1)
“ボタンを押して進む”条件はすべての種類のシーンで選択できます.次のシーンが1つで,「そのシーンに手動で(ボタンを押して)進ませたい」ときに選択されます.シーンのつなぎ方は,1対1(現在のシーン→1つのシーン)になります.
シーンをつなげる
シーン作成キャンバスを表示させます.
矢印元となるシーン(シーンコンポネント)のタイトル部分を左クリックします.
(マウスカーソルをタイトルに乗せると,そのシーンで選択されている条件が表示されます)
[
図5.4.47
]
矢印元のシーンを選択すると,マウスカーソルの位置に合わせて矢印が表示されます.
矢印先となるシーンのタイトル部分をクリックします.
(矢印をつなげないときは,シーン作成キャンバスの空白部分(シーンコンポネント以外の部分)をクリックします)
矢印(矢印元シーンから矢印先シーンへ)が表示されます.
(シーンコンポネントの位置を動かしても,矢印はつながったまま表示されています)
[
図5.4.48
]
シーンコンポネントの“条件:表示する”をクリックすると,矢印上に条件(条件コンポネント)が表示されます.“条件:表示しない”をクリックすると,矢印上の条件の表示が消えます(矢印自体は消えません).
(表示された条件コンポネントは,マウスのドラッグ操作で位置を変更することができます)
[
図5.4.49
]
つながりを削除する
シーン間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
(削除しない時は,“キャンセル”ボタンをクリックします)
即座に進む(→1)
“即座に進む”条件は通常シーンと割込シーンで選択できます.次のシーンが1つで,「そのシーンに自動的に(即座に)進ませたい」ときに選択されます.シーンのつなぎ方は,1対1(現在のシーン→1つのシーン)になります.
シーンをつなげる
“ボタンを押して進む”条件のときと同じ操作になります.
つながりを削除する
シーン間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
スコアに応じて進む(→2)
“スコアに応じて進む”条件は通常シーンで選択できます.次の移動シーンが2つで,「指定したスコア以上か未満かによって異なる移動シーンに進ませたい」ときに選択されます.シーンのつなぎ方は,1対2(現在のシーン→2つの移動シーン)になります.
シーンをつなげる
シーン作成キャンバスを表示させます.
矢印元となるシーン(シーンコンポネント)のタイトル部分(水色の部分)を左クリックします.
矢印元のシーンを選択すると,マウスカーソルの位置に合わせて矢印が表示されます.
スコアによる場合分けのための基準スコア(「以上ならば」)を設定する,矢印先となるシーンのタイトル部分をクリックします.
矢印(矢印元シーンから矢印先シーンへ)が表示されます.
シーンコンポネントの“条件:表示する”をクリックすると,矢印上に条件(条件コンポネント)が表示されます.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“スコア”欄と“確定”ボタンが表示されます.
(“▲”をクリックすれば,もとの条件コンポネントの表示に戻ります)
[
図5.4.50
]
基準スコア(マイナスの値も可)を“スコア”欄に入力し,“確定”ボタンをクリックします.
基準スコアが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,もうひとつの移動シーン(「未満ならば」)に矢印をつなげます.すでに条件(基準スコア)が決まっているので,もうひとつの条件は自動的に決まっています.[
図5.4.51
]
基準スコアを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
場合分けを変更したい(例.以上と未満の矢印先カットを変更したい)ときは,条件コンポネントの“×”をクリックして,つながりを削除し,再度シーンをつなげます.
つながりを削除する
シーン間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
カット履歴に応じて進む(→n)
“カット履歴に応じて進む”条件は通常シーンで選択できます.次の移動シーンが1つ以上で,「そのシーン内でどのカットに入ったか(訪問済みか)によって異なる移動シーンに進ませたい」ときに選択されます.シーンのつなぎ方は,1対多(現在の通常シーン→1つ以上の移動シーン)になります.
シーンをつなげる
通常シーンから移動シーンへの条件コンポネントを表示させます.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“カット”プルダウンメニューと“確定”ボタンが表示されます.[
図5.4.52
]
“カット”プルダウンメニューから,そのシーン内のカットのいずれかを選択し,“確定”ボタンをクリックします.
カット履歴による場合分けが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,別の移動シーンに矢印をつなげ,残りのカット履歴による場合分けを確定します.
場合分けを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
※異なる訪問済みカットでも同じ移動シーンを矢印先にすることができます.
※訪問済みカットに対応する矢印先シーンがなかったり,訪問不可能なカットで場合分けてしまうと,避難シナリオが正常に動作しない可能性がありますので注意してください.
つながりを削除する
シーン間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
シーン履歴に応じて進む(→n)
“シーン履歴に応じて進む”条件は通常シーンで選択できます.次の移動シーンが1つ以上で,「これまでにどのシーンに入ったか(訪問済みか)によって異なる移動シーンに進ませたい」ときに選択されます.シーンのつなぎ方は,1対多(現在の通常シーン→1つ以上の移動シーン)になります.
シーンをつなげる
通常シーンから移動シーンへの条件コンポネントを表示させます.
条件コンポネントの“▼”をクリックします.
条件コンポネント内に“シーン”プルダウンメニューと“確定”ボタンが表示されます.[
図5.4.53
]
“シーン”プルダウンメニューから,作成済みシーンのいずれかを選択し,“確定”ボタンをクリックします.
シーン履歴による場合分けが確定され,もとの条件コンポネントの表示に戻ります.
同様の操作で,別の移動シーンに矢印をつなげ,残りのシーン履歴による場合分けを確定します.
場合分けを変更したいときは,再度,条件コンポネントの“▼”をクリックします.
※異なる訪問済みシーンでも同じ移動シーンを矢印先にすることができます.
※訪問済みシーンに対応する矢印先シーンがなかったり,訪問不可能なシーンで場合分けてしまうと,避難シナリオが正常に動作しない可能性がありますので注意してください.
つながりを削除する
シーン間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
到着したら自動的に進む(→n)
“到着したら自動的に進む”条件は移動シーンで選択できます.次の通常シーンが1つ以上で,「場所に対応づけられた通常シーンに進ませたい」ときに選択されます.シーンのつなぎ方は,1対多(現在の移動シーン→1つ以上の通常シーン)になります.
シーンをつなげる
シーン作成キャンバスを表示させます.
矢印元となる移動シーン(シーンコンポネント)のタイトル部分(緑色の部分)を左クリックします
矢印元の移動シーンを選択すると,マウスカーソルの位置に合わせて矢印が表示されます.
矢印先となる通常シーンのタイトル部分(水色の部分)をクリックします.
矢印(矢印元シーンから矢印先シーンへ)が表示され,シーンがつながります.[
図5.4.54
]
同様の操作で,別の通常シーンに矢印をつなげることができます.
※場所に対応づけられていない通常シーンを矢印先にすると,避難シナリオが正常に動作しない可能性がありますので注意してください.
つながりを削除する
シーン間のつながり(矢印)を削除するときは,条件コンポネントの“×”をクリックします.
別ウィンドウに「削除しますか?」と表示されるので,削除するなら,“OK”ボタンをクリックします.
避難シナリオには1つ以上の終端シーンが必要になります.
終端シーンを設定する
シーン作成ウィンドウにおいて,“次シーン”で“なし(終端)”を選択します.
選択したら,“登録”ボタンをクリックします.
シーンコンポネントのタイトル部分に「終端」と表示されます.[
図5.4.55
]
↑
5.4.9 組み立てたシーンをマップ上で確認する
シーンを組み立てたら,シーンのつながりをマップ上で確認(俯瞰)することができます.通常シーンの場所(領域)が正しく指定されているかを確認できるだけでなく,場所(領域指定)をマップ上で調整することもできます.
避難シナリオ作成画面を表示させます.
避難シナリオ作成画面の左上の“マップ”タブをクリックします.[
図5.4.4
]
シーンのつながりがマップ上に表示されます.シーンコンポネント,シーン間の矢印に加えて,場所と対応づけられた通常シーンの場所(領域)が赤枠(半透明)で示されます.[
図5.4.56
]
通常シーンの場所を調整するときは,赤枠の辺にマウスカーソルを合わせて,マウスのドラッグ操作で赤枠のサイズを変更します.
(通常シーンの場所を大きく変更する(別の場所に変更する)ときは,
シーン編集
で新たな場所を指定します)
通常シーンコンポネント(タイトル部分)をクリックすると,その通常シーンの場所だけが表示されます.[
図5.4.57
]
移動シーンと割込シーンのコンポネントの表示位置はマウスのドラッグ操作で変えることができます.
(コンポネントの表示位置を変えることで,避難シナリオを確認しやすくできます)
マップ右上の“選択領域を全て表示”をクリックすると,すべての通常シーンの場所が赤枠で表示されます.“選択領域を全て非表示”をクリックすると,すべての通常シーンの場所(赤枠)が消えます.[
図5.4.58
]
↑
5.5 避難訓練
メンバーは,
避難シナリオ
(組み込まれたコンテンツやスライドも含む)をタブレット端末やスマートフォンにダウンロードし,防災ヤットサー専用アプリで避難シナリオを読み込むことで
ICT活用型避難訓練
を実施することができます.
防災ヤットサーAndroidアプリは,
にアクセスし,「防災ヤットサー」で検索してダウンロードしてください.(2016年4月28日現在,Android版のみ)
専用アプリを使えば,簡単に避難シナリオをダウンロードし,避難訓練を実施できます.防災ヤットサーアプリのマニュアルは現在作成中です.
5.5.1 タブレットで実施する
避難シナリオをダウンロードする方法は次のようになります.PCにダウンロードして,避難シナリオを手動で編集することも可能です.
メニューアイコンから“やってみよう!”をクリックします.
“ひなん訓練をする”サブメニューにマウスカーソルを合わせます.
その下に表示された“タブレットでする”サブメニューをクリックします.[
図5.5.1
]
ダウンロード可能な避難シナリオが一覧表示されます.[
図5.5.2
]
避難シナリオが多く表示されたときなど,メニューアイコンの下にある検索コンポネントで条件(シナリオタイトルなど)を指定して,検索することができます.[
図5.5.3
]
表示された避難シナリオ情報(タイトル,対象者など)を確認します.
実施したい避難シナリオの“ダウンロード”ボタンをクリックします.
ダウンロードが完了したら,専用アプリでダウンロードした避難シナリオを選択して,避難訓練を実施します.
5.5.2 避難訓練を振り返る
現在開発中です.もうしばらくお待ちください.